ワークセンター日和山は、昭和52年に「小規模授産施設 日和山福祉作業所」として誕生し、その後平成7年の法人化を経て、平成8年に「通所授産施設 ワークセンター日和山」となりました。平成14年には「二葉コミュニティハウス」と合築の現在の建物になり、平成23年の障害福祉サービス事業(多機能型)に移行し、現在に至っています。

この歴史の中で、様々な背景と諸先輩方の熱意で、地域に働きかけながら運営にあたられていた多くの諸先輩方の計り知れない御尽力、御苦労や御努力に敬意と感謝を表し、今日まで築き上げた歴史や地域への働きかけを大切にしながらその時代にマッチした施設つくりを目指しています。

通所施設としては大所帯の施設(定員60名)となるので、小集団を好まれる方への配慮が大切である一方、大きな集団ならではの“みえない力”(影響力や刺激)が利用者さんの持っている力も引き出している場面もみられます。当たり前ではありますが、利用者さんの強みや弱み、事業所の強みや弱みを見極め、リフレーミングの視点も取り入れながら一人ひとりのQOLの向上を目指しています。

ワークセンター日和山は、経験豊富な利用者さんからこれから社会経験を積み上げていく若い利用者さん、スタッフ一同、喜怒哀楽・地域と共に歩んでいます。

就労継続支援B型事業

私たちは、利用者の方それぞれの障がい特性に基づき“強みを活かす”支援を目指しています。
働けないことを障がいの問題とするのではなく“生き生きと働くことのできる環境”を提供していきます。
一人ひとりの「働きたい仕事の提供」というニーズをベースにした支援を目指していきます。

じりつにむけて・・・生産活動を通して、利用者ひとりひとりの自立にむけた支援をします。

はたらくよろこび・・・日々の活動を通して、はたらく意味「達成感」「充実感」「やりがい」を見出していける様支援します。

主な活動

クリーニング作業


洗い場

シーツローラー

プレス機

私物たたみ

タオルたたみ

納品

担当作業を確認しています。

丁寧にシワを伸ばしながら流します。

完成した品物を納品します。

1日に3〜4回、納品・回収にいきます。
これとは別に業者のトラックによる集配も毎日数回あります。

仕分けた汚れ物を洗濯機に入れています。

キレイにたたむことを心がけ、シミや穴も見逃しません!

クリーニング作業では、業務用洗濯機4台、乾燥機3台、シーツローラー2台、プレス機2台、私物乾燥機1台の本格的な設備環境のもと、一人ひとりの特性やご要望を合せた役割につき、生き生きと作業に取り組んでいます。
作業を通して得られるものは、利用者の方にとって大きな自信と力となっています。 
クリーニングの取扱内容は、シーツ各種・タオル各種・病衣・浴衣・毛布・ドライ品等、幅広く多様な商品を取り扱っています。

ウエス作業


①仕分け

②たたみ作業

③機械裁断

④ハサミ裁断

①受領物を種類ごとに仕分けをします。
②シーツは裁断しやすい大きさにたたみます。
③裁断機を使用して加工しやすい大きさに裁断します。
④ハサミを使って裁断します。


⑤点検

⑥製品梱包

⑦製品の出来上がり

⑤決められた大きさに裁断できているか、点検をします。
⑥計量し、梱包します。
⑦製品の完成です。


ウエスとは、機械の整備等の汚れや掃除などで使用するための工業用ふきんをさします。
材料は家庭から出る古着や古布などを中心に再利用し、決まった大きさに裁断・加工、販売をしています。
<販売価格(税込)>
○白ウエス10㎏    3,410円
○タオルウエス10㎏ 4,675円  
他にも各種ウエスを取り扱っています。ご注文は10㎏より承ります。

縫製作業


ミシン

枕カバーの線切り・書き

自主製品

寝具類や衣類のお直し、枕カバー作製を中心に取り組んでいます。
これらはクリーニング作業と連携して行っており、これからも長くご使用頂けるよう丁寧に取り組むことを心掛けています。
その他に生活雑貨(ポーチ、タオル等)の作製・販売にも取り組んでいます。
こちらは「便利でかわいいモノ。もうひとつ欲しくなるモノ。誰かにあげたくなるモノ。」をコンセプトに作っています。
製品は日和山の他、福祉の店パレット新潟店(新潟ユニゾンプラザ内)やまちなかほっとショップ(NEXT21・3F)でも販売しております。
ギフトや景品等大量ご注文もお受けしています。

その他の作業

○墓地清掃管理作業
 新潟市より委託を受け、除草や清掃を行います。
○二葉コミュニティハウス清掃
 新潟市より委託を受け、定期的に清掃作業を行います。
○県庁駐車場業務
 新潟県社会就労センターから委託を受け、駐車場の出庫業務などを行います。

一日のスケジュール

各作業と個々のご希望にあわせて、作業スケジュールをたてています。

生活介護事業

生活介護事業では、利用者の健康維持や気持ちの安定をはかることを目的とし、作業や自立課題、健康維持のための体操、楽しみのための余暇の機会を提供しています。また、口腔ケア、入浴・通院支援などの個別のニーズに応じた支援も行なっています。

作業・自立課題

生活介護事業で行う作業は、工賃や能力の向上などを目的とした位置付けではないため、ノルマがあったり効率を重視することなく、自分の力やペース、やりがいなどに合わせて作業を行えることが魅力です。


ボール洗い

ボール拭き

ウエス計量

資源回収

目標や取り組み方などは千差万別。一人一人に合ったかたちで作業を提供します。

やりがいや機能訓練の要素を含んだ自立課題の提供も行なっています。

●課題ストロー・絵合わせ・袋入れ・しょうゆ刺し

余暇

作業だけでなく、趣味の分野で活躍したり、余暇を楽しまれている方もいらっしゃいます。


絵画

書道

カラオケ

ボール遊び

壁面装飾風景①

壁面装飾風景②

壁面装飾作品①

壁面装飾作品②

健康・衛生

健康・衛生面の取り組みでは、看護師による毎日の健康チェック、歯科衛生士による口腔ケアを実施しています。
健康体操・口腔体操も毎日実施しています。


検温

血圧測定

口腔ケア

健康体操

その他、個別のニーズに応じたサービス

ご家庭での支援が難しい方に対する通院支援、入浴支援も随時行なっています。 ※支援体制・設備等の都合により実施が難しい場合があります。
施設で過ごして頂くにあたり、個々の疾病や障害特性などに合わせて、不安なく安心して過ごせる環境づくりを進めています。

生活介護のスケジュール

目指すべき考え方と支援の方向性

私たちは、常識に捉われず「一般常識」や「普通」「当たり前」といった概念ではなく、一人一人の価値観や考え方を尊重することを心がけています。その時々の思い込みや一時の感情ではなく、客観的な事実に基づく、根拠(エビデンス)のある支援を目指しています。

ご本人、周囲の人が困っているケースと支援の実際
<ケース①>昼食を残したり、全く食べないことがある
【一般的な考え方】
残さないでなんとかして食べる方法を考えよう
【私たちが目指す考え方】
●まずは食事状況(朝・夕食や残食の状況)をしっかり把握しよう
●一日に必要な摂取カロリーなどを基に、栄養状況が十分か確認しよう
●体重の増減などがないか確認しよう

これらを基に、どのような支援が必要なのかをきちんと根拠に基づいて把握できるように努めています。その際、一日三食食べることなど「当たり前」という考え方に捉われないように気をつけています。
「ある物を全て食べる」のではなく、自分で「食べたくない物を残す」という選択ができていることを、その人の強み(ストレングス)と捉える視点も大切にしています。
健康を維持できない状態にならないように注意しながら、ご本人の好きな物、食べたい場所や時間などの情報を活かして、支援を組み立てています。

<ケース②>カバンいっぱいの荷物をいつも持ち歩いている
【一般的な考え方】
不要な物は持たないように、減らせるようにしよう
【私たちが目指す考え方】
荷物をたくさん持ち歩くことはいけないことでしょうか?
●汗かきの人で大きめのタオルや着替えを持ち歩く人がいます。
●花粉症の人でティッシュをたくさん持ち歩く人がいます。
●何も持たずに財布と携帯電話だけしか持ち歩かない人がいます。

人によって「必要な物」「大切な物」の価値観は異なります。持っていないと不安になってしまう人もいます。必要かどうかはその人が決めます。支援者の思い込みで不要と決めつけない視点を大切にしています。
荷物が少なくなっても不安にならない方法や代わりとなる安心グッズを用意するなど、ご本人の意思を尊重しながら、一緒に考えていく姿勢を持つようにしています。

地域とのつながり

○日和山まつり
秋に、二葉コミュニティハウスと合同で開催しています。
二葉コミュニティハウスで活動しているサークルの皆さんのステージ発表や、バザー、ゲームコーナーなどを企画しています。
○ジョイフルコンサート
音楽活動をしている地域の皆さんが、日頃の成果を発表してくださいます。
利用者のみなさんも楽しみにしているイベントのひとつです。
※新型コロナウィルス感染予防のため、2020年度は中止致しました。

ワークセンター日和山のご案内

〒951-8063 新潟市中央区古町通13番町5148-2
TEL 025-229-2128
FAX 025-229-2145
・開設年月日 平成8年4月1日
・就労継続支援B型事業 定員 45名
・生活介護事業     定員 15名
※この施設は建築にあたり新潟市からの補助を受けています
日中一時支援も行なっています